WBC(ボクシング)長谷川vsウィラポンTV観戦

長谷川は一年前よりさらに強くなり、ウィラポンは衰えていた。という事なんだろうけど、この結果を予想したボクシングファンは、自分も含めてかなり多かったのではないかと思う。専門誌に載っていた展望の、長谷川にとっての最良の展開が、絵に描いたようにはまった感じ。自分は、辰吉を見てボクシング始めて、辰吉の引退(本人は否定)とほぼ同じ頃にボクシングをやめた人なので、ウィラポンのダウンシーンは、ウィラポンに辰吉がKOされるシーンと同じくらいショッキングでした。長谷川は、年齢的にもまだこれからだし、長期政権を築いてもらいたいです。
長谷川がKOしてくれて、放送時間が余ったせいか、エドウィン・バレロ粟生隆寛の試合も放映してくれたのだが、バレロは19連続1RKOに失敗。それでも2Rには倒していたが、記録の懸かった試合にありがちな、偏ったレフェリングがまた見受けられた事を此処に記しておく。KOに拘りすぎて、雄二ゴメスみたいにならなきゃいいんですけどね。自分語りになってしまって気持ち悪いんですけど、バレロの連続KOの犠牲者の一人、阪東ヒーロー選手って、亀田と同じ三兄弟なのですが、長男の阪東竜選手とは、マスボクシングさせてもらった事あるんですよ。九年ぐらい前に。きわめてどうでもいい話なんですけど。
粟生は、「あおう」と読むのを初めて知りました。これからは、否が応でも亀田と比較される事になると思われるが、今日の試合を見た感じでは、どう考えても粟生の方が強そうで、ボクシングもプロ向きで面白いと思った。まあ、階級も違うし、比べるのもなんだけど。