亀田vsボウチャンTV観戦

リンク元のキーワード、亀田ばっかりだし、折角なので、ちょっと真面目に感想を書きます。
亀田の試合を初めて見た第一印象は、十八歳のホープとしては、確かに強い。が、今すぐ世界挑戦は、時期早々である。というか、WBA、Cの現フライ級王者のロレンソパーラとポンサレックには絶対に勝てないと思うし。少なくとも、パーラとポンサレックに退けられた日本人とは一度は対戦してから世界挑戦すべきだろう。パーラとポンサレックに負けた日本人というと、中沼、坂田、小松、内藤、四人は思い出せました。中沼はもう引退してて、坂田は同門、小松と内藤は、もし亀田と戦ったら、自分的には、6:4で亀田不利の予想です。亀田は昨日のボウチャンで十戦目だっけ?しかもボウチャンとアランブレッド以外は変な相手ばっかりだったらしいし、本当のキャリアになる試合がまだまだ必要だと思う。
昨日のボウチャンも、ローブローまがいのダウンで6Rに終わってしまったが、ローブローに関しては、アンチ亀田は大騒ぎすると思うし、確かに不可解なレフェリングではあったが、亀田のボディー攻撃は実際に効果的だったし、ボウチャンもカウントアウトまで寝てないで、立ってアピールするべきだったと思う。むしろ、6Rのダウンをローブローにして、亀田減点1で再開して、KOに拘らないで最後まで戦ってた方が、TV的には失敗でも、亀田本人にとっては良かっただろう。
ボウチャン戦の亀田のボクシング、此処が良くないと思った点は、「ジャブが少なすぎ。」「高く、観音開き型のガードなので、アッパー、ボディブローが怖い。」「一発を狙いすぎで攻撃が単調、アウトボクサーに弱そう。」といった所で、良かったと思った点は、「ボディーブロー、左ストレートのカウンター等、難しいパンチが上手い(と山田は思った)。」といった感じです。
最後に、亀田の父親の態度にはちょっとびっくり。試合終了後にレフェリーに抗議するボウチャン陣営を「なんやコラ!」とチンピラそのものの態度で恫喝し、ボウチャンと抱擁して健闘を称えあっている亀田を怒鳴りつけて、無理矢理引っ張って自コーナーに連れ戻していた。試合前だったら、多少のやらせとか、舌戦は、盛り上がるし、良いと思うが、試合後の亀田親父のあの態度は、なんというか、ボクシングを馬鹿にしている。というか、かなり引きました。酷すぎる。
亀田は最低限、ボクシングに関してだけでも、なるべく早く、あの親父とは縁を切ったほうが良いと思った。そうしないと、ボクシング以外の揉め事に父親絡みで巻き込まれるんじゃないか?と、身勝手な妄想ですかねえ(笑)。